2011年6月26日日曜日

元気色のタ織ルを贈り隊♪

 こころの復興の前日に、
 実は大阪の『元気色のタ織ルを贈り隊♪』の隊長である吉野博美さんが、色彩豊かな、こころの暖かくなるタオルマフラーを届けてくださいました。
 http://ameblo.jp/morinojuunin/
 それは、与喜舎の及川先生や、つなプロの水島さんのご仲介で、日和幼稚園に届けられました。

 到着してから、子供たちは自分で自分の好みのタオルを選んでもらったそうです。
 子供たちは、選んだタオルをすぐに頭に巻いたり、首に巻いてポーズを決めたりして、そこには笑顔が溢れていました。

 実は、吉野さんは、最初は心配だったそうです。
 タオルを届けて喜んでもらえるのか?役に立つのか?自問自答もしたそうです。
 『私に出来ることは少ないんです。でも、そんな自分でもお役に立ちたいという気持ちがありますし、笑顔になっていただけたらと考えた時に、自分に出来ることは「元気色のタ織ルを届ける」ことだったんです。』

 と、そうお話くださいました。

 自分は、その場には参加しておりませんが、写真を見せて頂きました。
 子供たちの笑顔が眩しい!それだけで、分かることがあります。
 とても素晴らしい贈り物だったに違いありません。
 写真で見るだけでも、素晴らしい彩りのタオルの数々。
 織り手の気持ちが託されていることは、言葉じゃなくて、タオルを見ただけでも分かります。
 本当にこころに暖かいタオルです。

 余談ですが、子供のお母さん方が大分興味を持たれていたようですよ!
 とにかく全てが個性的で、本当に素晴らしいモノですから、当然の反応です。
 自分も特別に一枚頂きましたが、手触りが最高に優しいのです。見ているだけで、とても引き込まれていきました。

 被災した生活ではどうしても色が少なくなります。
 及川先生も『瓦礫に囲まれていると色が少ない。暖かい色で人は癒される』と話されていました。

 癒しを届けていただけたと、そう思います。
 同じ日本に居て、暖かい手作りの気持ち。
 本当にありがたいことですね。

 日本中が暖かい気持ちで包まれたら幸いです。

2011年6月21日火曜日

ボランティアに思う

仕事が終わったあと、近くの大学で仲間と遅くまでみらい会議の準備の話合いをする。震災をふまえてコミュニティの未来を考えようということになった。家に帰ってから別な団体の総会の準備のメールのやり取りや資料の送付があり、翌日になってしまった。今日は二本松市に行って、仮設住宅に緑のカーテンを作る事前準備をしてきた。何だかんだと忙しい。仕事以外に収入はないので、それ以外はいわゆるボランティアである。
向こう三軒両隣の助け合いから、全国的な団体の役員まですべてが助け合いである。ボランティアに一方的なボランティアはない。必ず自分にも得るものがあるから継続できるのだろう。
コミュニティも1つでは無いと思う。家族は最小のコミュニティだろうし、向こう三軒両隣もコミュニティだ。学区も1つのコミュニティだし、会社もそうだ。趣味のつながりも、いろいろなネットワークもコミュニティだ。多様なコミュニティに属することが自分の理想だが、特定のコミュニティにこだわる人もいるだろう。多様なあり方が組み合わされ、そのネットワークからもれる人をなくすことが求められると思う。

仮設住宅は暑い。「仮設住宅×緑のカーテン」プロジェクト進んでいます!

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2011年6月12日日曜日

ボランティアツーリズムに思う

ボランティアツーリズムという言葉が良く出ています。

ボランティアツーリズムでは、現地の方々と契約を行い、現地の案内+津波の状況など生の体験を伝えていくプログラムがあると理想的だと感じています。
それは参加者の学習促進、簡易な雇用創出という点で有効です。

また、話をしたい、役に立ちたい、今後のために働きたいという方はいがいと居ます。

石巻の門脇の案内は、自分のおじさんは津波で被災はしていますが、意欲的です。

ボランティアのための宿泊場所の提供も考えています。


今回の震災により新しい事業が必要です。

新しい事業を興す場合に、多様な背景を持っている外から来た人と現地の人が結びつきを持てることで、新しい価値を創造していきやすい環境にあります。
そんな知的創造集約発信型の、創造的なプラットホームが被災地に求められている気がします。
多様な人が集まる、それ自体がとてつもないチャンスです。

ただし、満足させるだけの価値を提供出来るかどうか。そこが一番知恵を出さなければならない点です。

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