2011年10月31日月曜日

10月23日第3回ひたちみらい会議を開催!

ほかの行事と重なり、人数は少なかったが、梶岡講師の話はわかりやすく、とても濃い内容だった。

現在は石岡市のタウンマネージャーであるが、その前に実施した呉での体験を中心に話された。

すべてが行政や商工会議所発案ではない案件。民間発案で民間資本と中間資本利用の事業である。
では誰が行ったのか?いろんな人が行っている。
もうひとつ中心市街地以外に済む人が多い。

中心市街地の活性化は、一般的なまちづくりとちょっと違う。そこが中活の必要性なのかもしれない。

まちづくりの考え方は、自分たちの街で困った点を住民で考え、実行に移す。
自分たちで、自分たちの住んでいる街を維持するため、もしくはよくしていくために行う物である。(内と内の交流)

中活は周辺の住宅から人が毎日流入し、また流出して行っている。(外から内・外と外の交流)
中活に関して考えるときに忘れてはいけない点がある。それは幻滅しかけている街の理由と今からの街が必要とする物と商業施設等の営業努力を混ぜて考えてはいけない。
まず現在の街の幻滅傾向にある理由を考える必要がある。
モータリゼーションが茨城県での住宅地拡散の主な原因だろう。

モータリゼーション→交通インフラ構築→ドミナント戦略→幹線沿いトリクル効果→公共性の高い施設の拡散化

この部分に関しては、茨城の場合、県政と市政と国政に協力を求める必要性が高い。(中活・新商店街法等の認定が必要)

いままでの人の行き交う街のイメージでは街の必要性は商業機能が主目的にあった。その商業施設は営業努力を怠ってきたのだろうか?そんなことはない。むしろ今まで残っている店舗は、がんばってきた店舗である。特に渉外に力を入れて残ってきたはずである。
だが、ドメイン内の消費をあげる努力はされてこなかった可能性はある。(商店街の再度見直し:空き店舗の具体的対策等・徹底的な地域顧客志向)

では、地域交通系インフラやTP施設の再構築は可能で有るのだろうか?可能性がないわけではないが、かなりの投資と時間がかかる。そんな折に、商店街が集客努力をしても、現状からさほど変わらない事が予測できる。

ではどうすればいいか簡単だ。新しい街を考えればいいのである。自分たちが行く理由になる街を再構築すればいいのである。それは、外から街を利用する人たちが考えることが一番である。

住んでいるコミュニティの場合は住んでいる人が行動すれば良くなる。中心商店街の場合はその商店街の人がいくら行動しても良くならない。そこに人が集まる理由を作らなければ人は集まってこないと言う指摘はまさにそうだなと感じた。次回は11月27日(日)乞うご期待!!

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2011年10月6日木曜日

節電と原発に思う

日経新聞の春秋というコラムを読んでいて少し気になった。
「節電というのは自ら信じ、自らの意思で行うものだ。ところが東京電力の経営の実態を知るとその意思が揺らぐ。・・・・電力会社の節操が見えないことには(節電の)スイッチまで手が伸びない。」と書かれている。
最初は節電は自分の意思でやるのだと書かれていたので、その通りと思ったが、後半を読むと東京電力がいい加減だと節電する気にならないと書かれている。この筆者はまるで東京電力のために節電しているように受け取れる。節電は東電のためでなく、自分のためにやるのだろう。それも、今までの使いすぎを反省して節度ある使い方をしようというものだろう。筆者の書き方では東電の供給力ができたら、節電せずに地球温暖化リスクのある火力だって、原子力だっておかまいなく使ってしまうような書き方である。

長野の中学生が文化祭のなかで原発についての討論会をしたそうだ。大方の大人の予想を裏切って賛成と反対が半々だったそうだ。と言っても賛成した人も、代替エネルギーができるまでの暫定利用であるが、いまの自然エネルギーでは自分たちの自然豊かな土地に風力や太陽光が設置され、自然や景観がこわされるからというものであり、反対した人も自分たちがきちんと節電すれば原発を動かさなくても足りるからというものであった。子どもたちは利権のない素直な目で見ていることがよくわかる。

このピュアな子どもたちを悲しませないような解決策を大人は考えていかなければならない。春秋子さんどうですか?

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2011年10月5日水曜日

第3回、第4回ひたちみらい会議を開催します!

百年塾産業部会では、ひたちみらい会議を今年度2回開催致しました。
今年の1回、2回はコミュニティやコミュニティビジネスについて議論しま
した。そういう議論の中でやはり集えるところ、楽しめるところが必要だ
という声もあり、3回、4回は日立駅や商店街について議論致します。
セミナーのみ、タウンウォッチングのみの参加も歓迎します。

「日立駅周辺コミュニティを考える。その1」第3回ひたちみらい会議

日 時: 10月23日(日)
    セミナー 14:00~15:00
    討 論  15:10~18:00
会 場:日立教育プラザ ギャラリーB
講 師:梶岡 誠生(石岡市タウンマネジャー)
ファシリテーター:坂本健介(グラフィックデザイナー)
定 員:セミナー40名 討論18名
参加費 500円

「日立駅周辺コミュニティを考える。その2」第4回ひたちみらい会議

日 時: 11月27日(日)
    まちあるき 11:30~12:30
    昼食(べー玉あさひカレー) 12:30~13:30
    討 論  14:00~17:00
会 場:日立教育プラザ ギャラリーB
ファシリテーター:坂本健介(グラフィックデザイナー)
定 員:40名
参加費 1500円予定(昼食込み)

梶岡さんは石岡の街づくりをされている方で(添付参照)、街づくりを
実践されています。ベー玉あさひカレーは3モール商店街のカレー
祭りの受賞作品です。ご期待ください。

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2011年10月3日月曜日

百年塾フェスタ盛況でした!しかし・・・・

百年塾フェスタは去年をはるかに上回るお客さんが来られ盛況であった。
集まった理由は①東日本大震災応援としたこと②ステージでたくさんの子どもを含めた出演者がいたこと③例年より多くの食べ物やさんがでたことだと思う。

ある程度、市から補助がでている団体なのでさまざまな制約もある中では、たくさん集めたことは良かったが、これを明日からの街づくりどう生かすかという視点でみるとかなりの困難を感じる。同床異夢という言葉があるが、多様性とは少し異なるようで理念が不在なのかも知れない。

ともあれ、私たちのグループの内容については街づくりを少し意識した内容であった。





とりあえず盛況で良かったと帰ってきてからWEBをのぞいていたら、近くのもう少し田舎の町で、市民の有志「カミスガプロジェクト」主催により、「サスガ☆カミスガ」というイベントが行われた。飲食店や雑貨店、さまざまなイベントによる、にぎやかな一日商店街で、70の店舗と25の多彩なイベントが行われた。あの「みとワン M-1 グランプリ」がカミスガで大幅PowerUpして復活! 県内外の腕自慢によるグルメの競演!個性あふれるおしゃれな雑貨!プロレス、ライブ、吹奏楽、理科実験に落語、などなど、遊びきれないイベントの数々だそうで、正直(街づくりとしては)負けたと思った。詳細は、以下のHPでご覧ください。
http://kamisuga.org/index.html

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