2012年1月8日日曜日

これから何が起こるのか?

正月から比較的寒くても穏やかな日が続いている。毎朝、通勤のバス停で朝日を拝んでいる。これは太平洋に面している日立ならではのものである。
これから何が起こるのかは5年ほど前にでた未来予測の本である。著者の田坂さんは原発事故のあと内閣に呼ばれ、いろいろと苦労されたようだ。人気のある内閣なら良かったのだが、非常に人気がなかったので貧乏くじをひいたところもある。 それはさておき、正月に整理していてこの本があり、5年前非常に読みやすくてさらりと読み流してしまったので、予測があたっているかなともう一度ながめたら、なかなか面白かった。
この本自体は経済それも日本に焦点があっているので、言及されていないが、WEB2.0革命はなぜ革命であるかと言えばそれは権力が移行するからであると書かれている。政治的に見れば「アラブの春」はWEB2.0革命の政治的な結果かも知れないし、欧米や日本で国家の力がなくなってきているのも、その象徴かも知れない。経済的にもWEB2.0革命が「ボランタリー経済」を増大させ「マネタリー経済」は「ボランタリー経済」と融合していくと予測されている。 私たちがいま取り組んでいる街づくりやコミュニティービジネスがまさにボランタリー経済の象徴である。逆に言えば私たちの取り組もうとしている方向は正しいとうことになるし、時代にあった取り組みと言えるのかも知れない。

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