2012年4月10日火曜日

サクラとイワウチワ

いばらきでサクラが咲くのと前後していばらきの山ではイワウチワが咲く。イワとついている花は、イワカガミなど高山や岩っぽいところに咲くという意味で、ウチワというのは葉っぱがウチワの形をしているところからついたものである。
たしかに岩っぽいところや急斜面を好むが、道は平らで横に岩や斜面があるところにも咲くので、そんなに見に行くのがむずかしい訳ではない。


日立の高鈴山(御岩山)のイワウチワは田中澄江の新花の百名山で有名になって、東京から観賞のためのバスがくるが、群生地の規模としては小さい方である。ただ、密集度がよく、一面に咲くのと、岩の割れ目に寄せ植えのように咲くので写真移りが良い。
カタクリの咲くところはけっこう観光地化しているのに、イワウチワはあまり観光地化していない。こういう資源をうまく使って交流人口を増やせれば良いのだが。もっとも踏み荒らされたり、盗掘されてなくなっても困るのでマナーも守って欲しいのであまり宣伝したくない気持ちもわかるし、なかなか難しいところもあるが、何とかしてみたいものだ。

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