2011年5月26日木曜日

百年塾の総会を傍聴

5月19日、百年塾の総会が開催され、傍聴する機会があった。
来賓として吉成明新市長と、野口不二子県北生涯学習センター長が挨拶された。吉成市長は震災を受けて安心安全な社会を作るということと、次世代への道作りを強調されていた。これは全く同感である。野口さんは自らの津波体験を話され、虫の知らせというか自宅にいて震災に会い、何とか近所の老人を避難させた後、野口雨情の貴重な文化財を守ろうとして、何とか守れた話から生涯学習についての考えを述べられた。
総会では、はじめてパワーポイントを使用して説明が行われ、新体制や新予算が承認された。新たな動きとしては課題検討委員会が発展的に解消し、新みらい委員会ができた。また、産業部会でひたちみらいデザインプロジェクトの推進が新しいところである。

野口さんの生涯学習センターでは今秋(11月ころ)岡山の連塾の方を招いて講座を持つそうである。連塾は岡山大学の学長?が発起人で街づくりとしてかなりユニークな取り組みである。学んで実践するというところ、無償のボランティアではなく、きっちり継続できるよう費用をとるところなどが特徴である。
費用を取る以上、いい加減な講義はできずニーズにあった専門性も高いものとしなければならない。裾野を広げる市民講座と、こうした人材を育てる学校が両輪となっていく必要があるだろう。
こうした試みを日立でもしたいと「ひたちみらいデザインプロジェクト」では考えている。

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