2011年9月17日土曜日

10月2日は百年塾フェスタです!

10月2日に日立駅前新都市広場周辺で百年塾フェスタが開催されます。
ひたちエコチームは次のような展示を予定しています。このフェスタは1年の活動報告会も兼ねますので、活動した内容に沿っての展示となりますが、チームのテーマは「市民が選ぶ省エネルギー」と「市民が選ぶ自然エネルギー」です。
■省エネルギー関係は緑のカーテンの活動報告です。今年は昨年の倍以上の実施となりました。学校だけでなく2年目となる塙山学区では学区のみなさんが種から育て、学区内で配りました。グリーンカーテンプロジェクトは不足分の種と苗を提供しました。この活動を来年は日立の全学区に広げたいと提案します。
■自然エネルギーでは非電化工房の見学結果を報告しました。確かに電気に頼らない生活がそこにはありましたが、私たちの生活にそれをそのまま持ち込むのは無理があるように思いました。電気を使わない冷蔵庫は5℃です。氷は凍りません。生活そのものを変えられるか?みなさんも考えてください。
■自然エネルギーでは小水力発電と太陽光発電のデモを行います。水の流れがあれば本当に水流で発電できるのですが、今回はポンプで水を汲み上げ上から落として発電します。水力発電のように大きな落差がなくても発電できる(例えば工場廃水などでも)小水力は意外と利用価値が高そうです。
■日立市は下水道の汚泥を処理する時に発生するガスで発電をしています。何と20年も前からやっているのです。はじめた時には20市くらいしかやっていませんでした。廃棄物を燃やした熱での発電もしています。かなり先進的な取り組みをしているのですが市民は知りません。
■大きな目標に向かって市民が力をあわせる取り組みになっていないからでしょう。バイオマスタウンも手をあげて活動しているのですが、知っていますか?国の制度が悪いのかも知れませんが補助金がつくと、それだけで独立した取り組みになっています。そういうバラバラな取り組みがいくつかあっても市民は知りません。

安全・安心な環境都市をめざしたい。それがひたちエコチームの目標です。

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2 件のコメント:

  1.  改めて、知らないことが多いな〜。と思い知らされます。
    >■大きな目標に向かって市民が力をあわせる取り組み
     多くの取り組みを知らせるような、日立の秀逸な社会活動特集があると良いですね。バラバラだったものを一つに集まれるような仕組みが一番必要なのかもしれません。

     ところで、元大工職人の平松さんが、町の工場と大学と手を組み、発電機の電気効率を8%アップさせた。というのを『夢の扉』を見ました。8%って凄いですよね!
     日立の可能性は実はまだまだ見出せるのではないかな?と思います。昔の工場も水力からひいていたと聞きます。
    http://www.tbs.co.jp/yumetobi-plus/backnumber/20110918.html
     常識による諦めが一つのチャンスになるのかもしれません。

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  2. 市内のいくつかの大企業が、とても良い企業だったので行政も市民も企業に頼り過ぎていたのかも知れません。
    行政と市民と企業がもっと協力する形がとれないのか?と思います。

    発電機の8%効率アップは凄いですが、電力会社が使うような発電機に応用できるか?応用できたとして実質数十年の保証が求められる実用試験、信頼性試験をクリアしないと使ってもらえません。発電機といってもおもちゃから原子力発電まであるので、あくまで可能性が広がったということですね。

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