2011年7月16日土曜日

i.school tohokuに参加しました。

東北大学のボランティア仲間である、崔さんが仲介し、唐桑で行なわれました。

i.schoolは、東京大学で開催されている、イノベーションを学ぶための学び場です。
ブレインストーミングなど、テーマ毎に面白く、時に頭をフル回転させるものです。


以下、ワークショップの中でのメモです。まとまりはないですが、ご参考までに。

 今回の津波は転換期。コミュニティ作りには、作業活動があると良い。助けを求めると、助けが来る。情報を発信すれば、助けが来る。
 地元の方々との交流が大切。自分達には当たり前すぎることも、外から見ると話題性があるとか、

●できると思ったこと:新しいコミュニティ。知恵を繋ぐ取り組み。

 リアルな情報が必要。情報をつなぐ。
 唐桑町は、美しいまち。力がある。優しさの凝縮したまち作りが出来たら良いのではないか。

 イノベーションは革新的な、新しいものを生み出すプロセス。しかし、私たちが行なうことは、リ、イノベーション。元々あったものを見つける。過去からの遺産を掬い取り、新たな切り口見方を提供するもの。組み合わせで新しいものを作る。今までの文化プラスアルファで、新しいものを創造。新しい生活でも、昔を大事にすることも大事。
他と違うものにするには?という独自性、話題性の視点が大事。
体験と物作りの融合。大事なもの、大事じゃないものがあるかもしれない。自問自答。物を残すのも大事。
同じことを言う言葉でも、実態が異なるのは面白い。大唐桑。品種改良。面白い取り組み。だが、東京で知らないのは何故か?
やれることはないか?余所者の視点を出発点にしながら、動いていくことが大切。街づくりの正のフィードバック。システムを取り戻すのは難しい。
 唐桑町は丁度良いスケール。イノベーションは巻き起こすもの。それには流動性があれば良いが、小さい中では失敗すると終わる。漁業従事者自体が少ない。


点は本来は線で存在する。しかし、点が点になってしまっている。どれだけ上手く伝えていくか?当たり前のすごさに気付く機会でもある。

 若者を育てていく可能性。子供が良い町。と言える良い町。若者が新しいことを、創造的に関われる。それが日本全体を元気にすること。しかし、自分自身達で未来を考えることが少なかった。
 若者が繋がること。それが可能性を広めること。もちろん、色々な年代があると良い。
しかし、復興に関しても話し合うにも、話しずらい。右腕を現地に送り込む仕組み作りが必要。

唐桑町は、通信がしっかり伝わらない状態が続いていた。
 情報をつなぐことが必要。現状で、情報源や情報が散らばっている。小さな取り組みをどうやって発信していくか?通信網が重要。
震災復興に関して、テレビやニュースでは意識が麻痺してしまっている。でも来ると実際は復興にはまだまだだな、何かできる事はないか。と感じられる。そんな仕組みが必要。
関西では、もう大丈夫なんじゃないかという意識が出てきている。他人ごとになってきている。問題意識を持ち続けるようになることが大切。そのための取り組みをしたい。
 伝えるツールがあれば、長いスパンで関係性を持ち続けられる。思いのある人の話を聞き、繋がりの中でのコミュニティを作ることが求められている。学生だからこそ、出来ることがある。巻き込み力を使う。

ボランティアが初期から受け入れるのが重要。初期に関わると、思い入れが出てくる。チャンスを逃してはいけない。受け入れるのを拒否をすると、後がなくなる。情報発信の重要性もある。

津波体験談。(昭和から)
 唐桑町は、海に親しみ、海と共に生きてきた。自然が豊かである。文化、伝統を継承し、体験学習。唐桑放送局を行なっている。


現在は、ギブアンドテイクのフェイズであり、隠れているポテンシャルをさぐることが必要。

目の前と、理想、ビジョンの違い。人間関係やプロセスが非常に重要。果たして、この人達は信用出来るのか?それが一番大事。地域独特のルールがある。自分から知ること、教えてもらう。
ソーシャルビジネスには、泥臭いプロセスが必要。


過去の金脈や鉱脈の後の始末?まだ切り口が見つからない?自給自足。幸せを突き詰めていくことが必要。どうしていきたいか?議論を尽くす。どこに価値をおくか?が定まらないと、行動はぶれてしまう。

一次産業は衰退?三陸沿岸部はみな同じ?ほそぼそとしている。
人口が少なくなり、マーケットが小さくなっている。


 町おこし。余所者を沢山入れる。実際の事例として、商品開発インターンシップ。この島をどうにかしたい、という気持ちがある人に協力してもらう。地方では高齢化率が高い。学生が活躍出来る場を作ることが大事。アイターン。最初は問題もあったが、十年続いてUターンもいる。あま。ホヤカレ




◎追加。
復興支援にはソーシャルキャピタルが求められている。
信頼関係、互酬性の規範、ネットワーク。
まず第一に、信頼関係が総ての土台となる。自分が何者か、何が出来るか。伝わる言葉や態度で表さなければならない。行動が一番理解できる。
第二に、互酬性の規範がなければ続かない。
第三に、多様性のないネットワークがなければなければ、イノベーションは起こりずらい。
http://www.facebook.com/?ref=home#!/groups/146331372110728?ap=1

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