2012年3月17日土曜日

地域から考える地域の自然エネルギーを聴いて

県立図書館で標記のシンポジウムがあった。
とても良いネーミングであり、新しくいばらき自然エネルギーネットワークができたということなので、かなり期待してでかけた。結論から言えば少し物足りなかった。情報はいろいろ頂けた様な気がする。言われていることの個々はもっともな内容かも知れない。
何が足りないのか?しいて言えば寄せ集め。行政がどの程度関与しているのか不明だが、行政がからむとどうしても顔見世興行的になる。その雑多なものを「緑の分権改革」と「絆」でつながれてもさっぱりつながりが理解できない。それでいて行政の具体的な施策は見えず、結論は地域の人が主体的にやらなければダメというのはどういうことなのでしょう?地域内をまとめ、地域外とつながるその代表は行政のはずだが、まるで行政のギブアップ宣言を聞いているような感じである。
日立市の発表も、こんなこともしています。あんなこともしています。スマートシティーに向かってこんなこともします。じゃあ市民は待っていれば良いの?市民の1%くらいしか関与と恩恵がない事業を並べてやっていますと言われても、じゃあ市民の20%になるのは何時なの?50%になるのは何時なの?100%は?生きているうちは無理?じゃあやり方を変えなければいけないのでは?知りたいのはそこではないか?何もやらないよりは何かやった方がましかも知れないが、EVが4台でやっていますと言われてもそのような役所の税金を使った内向き努力を聞いても仕方がない気がします。ちょっと辛口かも知れませんが、いばらき自然エネルギーネットワークが、線のつながりではなく本当にネットになって活躍されることに期待したいと思います。

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