2011年12月22日木曜日

エコプロに見るスマートシティ

エコプロダクツ2011に行き、エコツアー「Smart japan」に参加してきたので、どういうところをまわったのか紹介する。 まず、行ったのはNECである。日産のリーフが展示してあり、その電池の活用については災害時はわかるが、日常的には難しいだろう。再生可能エネルギーを余剰時にためるのはできるだろうが、余剰時と車不使用時が一致するかも問題である。やはり、このような家庭用電池が必要だろう。
続いて東芝、ルーブル美術館で東芝のLEDが採用された。LEDは省エネにはなるが実は色の問題があった。美術館に採用されるということは色の問題がかなりクリアされたということだ。さらにFUJITSUに行き、スーパーコンピュータ。実用モデルは2.3倍の能力とのこと。防災などにも使用されスマートな国家作りに役立ちそう。
続いてENEOSで燃料電池。水素カーは2015年実用化(5万ドル以下)の目標。石油会社は水素会社への転換を模索中とのこと。その資源はもっているとのこと。
ドコモではスマートタップの紹介。大規模な投資をしなくてもこのタップを使うとタップごとの電気使用量が把握でき管理できるとのこと。
最後はNEDO、ここはあらゆるスマートのデパートのようなところ。次世代ヒートポンプからスマートシティの実証実験まで幅広い。
要素技術は徐々にできつつあるようだ。HEMSの規格統合もすすみそうなので、意外に早くスマートシティは実用化されるかも知れない。大きな市場だけに企業の力も入っているのを感じた。その割りに市民の関心は高くない。脱原発よりも、こちらを進めないと脱原発できないと思うのだが・・・どうなのだろうか?

にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログ 日立(市)情報へ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿