2011年2月16日水曜日

写真でたどる日立百年の歩み、常設展

先日は、日立市の郷土博物館に行ってきました。

実は、6年いますが、お初でした。




何で行ったかと言いますと、『写真でたどる日立百年の歩み』に興味がありましたので。

やはり街づくりでは、その町のことをしっかり知っておかないといけないと思った次第であります。



100年の歴史を写真の風景が変化していく中で見れる。というもの。

とても素晴らしい写真が多くありました。

本当にとても貴重な資料だと思います。

この貴重な資料達は、文化遺産として市で積極的に保存する必要もあるような気もします。データ化することも良いかもしれません。

もっと市民に呼びかけて、テーマごとに集め、分類、展示する。とより面白いものが出来るのかな?と思います。



そして、時間があったので、郷土博物館の常設展示へと行ってきました。

面白い発見がありました。

縄文時代の遺跡が数多くあること、また、数多く土器やらなにやらが出土していることでした。

縄文時代は1万年続いたと言われています。自然と調和した生活を営んでいたと聞きますし、縄文土器を見ても、豊かな精神性があったのは容易に想像がつきます。
縄文時代の精神性が、少しずつ注目されてきているので、掘り下げることでこれも一つの街づくりになりそうな気がします。

非常に興味深いです。

まだまだ知られていない、日立製作所に埋もれてしまっている歴史は数多くありそうです。

さわりしかありませんでしたが、江戸時代にも面白そうなものが多くありそうです。

プロジェクト形式で、日立の文化をより深めていければ、愛着も自信も生まれる取り組みが出来るかもしれません。


ただ、一つだけ残念だったことがあります。

郷土博物館の中で、継ぎ接ぎの資料が多くありました。

正直言うと、全く美しくありません。

あのようなパネルが多くあるだけで、市があまり力を入れていないことを物語っているような気がして、少し残念になりました。

これからは、文化の力が大きな力を持ってきます。

まちを挙げて、文化を見直す必要があるのかもしれません。




それにしても、塙山交流センターの意識の高さと行動力には驚きと感動を覚えます。
http://www.net1.jway.ne.jp/hanayama/index.html 

『義民 照山修理 没後三百五十年記念』を読むと本当にそう思います。読んでみることを、お勧めします。
ただ、照山修理についてはHP上には載っていませんね。直接いくと買えると思います。

伊藤市議会議員が最初に気づき、呼びかけ、市報での公募や呼びかけで集まった大学教授、主婦、公務員、自営業、定年退職者、会社員などの異業種交流的構成で実行委員会をスタートした、とのことです。

伊藤さんの言葉を引用しますと、
『照山修理の生きざまを継承していくことが後世の我々に残されたつとめだと思い、自分だけのことではなく地域社会の中で、もう一人の人のために考え実践していくことを誓い合いあとがきとしたい』


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